手術

水曜日に手術したMちんからこまかーく話を聞き、ドキドキすること3日間。ついに手術当日。
手術後はシャンプー禁止なので、頭洗ってから病院へ。受付で番号札貰って、待合室へ。今日も待合室には結構な人がいました。20人くらい?手術内容や術後の注意などのビデオみながら番号呼ばれるまで待ちます。


番号呼ばれたら、検査室へ。術前の検査は機械での視力検査、Cの字たくさんのヤツでの視力検査(眼鏡作るときにやるやつ)、センセの診察。視力検査の結果、先週の視力とほとんど変わりませんでした(右は視力はまぁまぁいいほうだけど、乱視が結構あるらしい。左はそこそこの近視と乱視)。ってことで、手術OK。会計済ませて待合室で待ちます。しばらくすると6人一緒に名前を呼ばれ、外出用と寝るときにつける保護用グラス2種類貰って、使い方説明されます。終わったらみんなで手術をするフロアに移動。
↓これ、もらったヤツ。寝るときのはウルトラマンの目みたいな形。


手術用のフロアの入り口で大量入れ替え発生。上から移動してきたうちらとと手術終わって出てくる集団が狭いところでわしゃわしゃしてて、大混雑。一瞬病院じゃないところにいる錯覚に陥りましたわ。わしゃわしゃがひと段落したあと手術用待合室でロッカーに荷物入れたり、頭部にネットかぶったり、名札貰ったりの手術の準備。全員が手術完了したらみんなでクリーンルームの手術待ち室に移動。名前呼ばれるまで待ちます。


名前呼ばれたら、隣のスペースのゆったり椅子に座って3種類の目薬。なんかと抗菌剤と麻酔。M女史の「片方だけ麻酔効いてなかった」事件を思い出し、ちゃんと効いてるか不安になってダイジョブか聞こうと思ったんだけど、看護婦さんが「麻酔は随時追加するので心配しないでくださいねー」と。一安心。フラップを作成する部屋へ移動。


部屋の中には歯医者さんみたいな深く倒れる椅子があります。んで、なんか大きな機械があって、技師さん(?)がいじってます。調整してるのかしら?椅子に座って、センセが来てから、麻酔追加。右目の周りになんか丸いの当てられてレーザー照射開始。カウントダウンされます。「完了」の声が聞こえたとき、目の前が真っ白に。左の視力が極端に弱いせいか、普段右目でしかモノをみてなかったらしく、右目の視力が奪われなぁんにも見えなくなったのでちとパニック。あせったぁ。そんななんで、左どうしてたのかよくわらかん。言われた事もやった事も覚えてない(^^ゞそんなあいだにフラップ作成終了。眼を開けてくださいって言われて眼をあけたら、白くかすんでるけど右目見えるようになっててちょっと安心。看護婦さんに連れられ次の部屋へ移動。


次のお部屋は本番のレーザーを照射するお部屋。こっから本番。こっちは平らなベッドでした。大きな機械に技師さん(?)が二人。寝転がってまた麻酔追加。頭の位置を調整します。なんか目の前に赤とオレンジのライトがピカピカしてるのが見えて、なんかちょっとサイバーな気分。センセが来て、眼の周りにガーゼ張って手術開始。たぶん洗浄してフラップめくって、っていうのをやってたんだと思う。テープに引っ張られたところがピリピリしてて、あまりよくわからないうちに「レーザー開始します」の声が。ほぇー。ピカピカが近づいてきて、緑の光がうぁーって流れてます。なんかスペースマウンテンの最初のトコみたいな感じ。面白いです。あっという間に右目終了。そりゃ5秒だしね。んで、また水かけられてなんかされて片目終了。テープはがしたところがピリピリ痛いわ、と思ってるうちに左目の準備終わってたよ。テープかぶれとかよく起こすんだよね、私。テープ貼られるのニガテなのかも。またスペマン状態になってあっという間に終了左は7秒。術後処置もあっという間に終わり、休息室に移動。なぁんか眼が開きにくい。張り付いてる感じ。これでいいのかしら???と思いつつ。


休息室にはたくさんの人が。椅子が半分くらい埋まってました。眠ると眼が乾きやすくなるので眠らないように眼を閉じて休んで、と言われ15〜20分休憩。眠らないでというなら、環境を何とかして欲しいなぁと。暗くするのは眼のためにしょうがないとして、音楽はアップテンポのにしようよ。あの暗さでオルゴールじゃ眠る人いるだろよ。寝ないために指回ししてみたり、頭の中で歌ってみたり、思いつく限りのことしながら待つことしばし。名前が呼ばれ、術後検査の場所へ移動。


検査はセンセの診察だけ。10人くらい同時の呼ばれて、順番に診察して、お薬貰って待ちます。みんなの診察終わったらお薬の説明を聞いてみんなで受付に移動し、解散。んで、入ってくる集団とうちらの集団でまた入り口がわしゃわしゃに。降りてくる時間か出る時間、連絡してちょっとずらせばいいのにね、と思いつつ病院をあとにしました。


検査のときも思ったけど、すっごくシステム化(IT化という意味じゃない)されていて、うまく流してるなぁという印象が。待合室は複数あり、全部役割が違う。同じ待合室内でも「目薬さしてない人が座る席」とか「これから診察受ける人の席」とかを作ってあり、タイミングよく、対象者をピックアップして人が多くても混乱が起こらないようにしてあるし(観察してるとたまぁに間違ったトコにいるおっちゃんがいて注意されたりもしたけど)。流れが完全にできてるので、手術を受けたというより、工場に修理に来ました的な感覚さえしてみたり。病院のかたはとても親切で機械的対応をしてるわけじゃないので、そこで「あぁ、違うよね」って思うくらいで。んでも、あそこまで完全に作り上げてるからこそあの人数さばけるのねーとも思ってみた。