東京タワー
借りっぱなしになってた本、やっと読んだよ。
読みたくて借りたのに、母がニガテな私にはとっつきにくくて、読み始めるまでにすごく抵抗が。。。
なのに、読み始めたら引き込まれていました。
オカンの魅力にめろめろです。あゆ母だったらよかったのかな。
っていうか、自分があゆ人になりたいのかも。
せいっぱい生きる、自分は恥かいても相手に恥をかかせない、等々。
そして可愛いのですよ。この人は。もうホントに。お化粧するシーンとかね。
食べるもの、着るもの、肌に触れるものにこだわりがあった、って牡牛っぽいなぁ、
って思ったんだけど、ホントにそうなのね。納得。
闘病シーンから後は泣き通しでしたわ。
桜と雪が同居した時間のこと、私も覚えてました。
千鳥が淵を友人と散歩してたあのときに、病院であの雪を見ていたんですね。
当時私がいたビルの近くの病院で、そんな風な時間があったのですね。
あと、繰り返し出てくる「当たり前だと思えること」の難しさ、わかる気がする。
昔は苦労しなくても手に入ると思っていたもの、確かに今私は持っていないよね。
いろんなことを感じさせてくれた本でした。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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