クィーン

クィーン

ダイアナ妃が事故死した日、世界中が涙する中ただ1人涙を見せなかった女性、エリザベス女王
彼女のそのときの考え、心境などが描かれています。
王室批判が高まる中、英国とその国民に全生涯を捧げると誓った彼女の苦悩。
自分が信じている国民が自分を非難する、自分が思う国民像と現実がずれていく。
なんか一瞬イメージが革命直後のマリー・アントワネットとかぶりました。歴史は繰り返すものなのか、と。
周りが変わるのならば自分も合わせて変わって行かなければならない、古い慣習にこだわってばかりではいけない。それに気づき行動していった彼女の潔さ、強さがとても印象的。
また、最初対立していた首相との間に次第に信頼関係が生まれていくところも感動的。首相が女王擁護の台詞いうところは特に感動的でした。
しかし、よくこんな映画作るの許可したなぁ。皇室題材にして似たようなことやろうとしたら絶対止められると思うわ。