レオナルド・ダ・ヴィンチ展＠森アーツセンターギャラリー
待ち合わせの前に時間あったので、ダ・ヴィンチ展見てきました。
ダ・ヴィンチの研究の集大成である「レスター手稿」が展示のメインです。
レスター手稿は天文学、水力学、地球物理学の3つの分野について書かれているそうです。
実物見る前にその3つの分野についての説明と部分的な和訳の展示がありました。
水力学については波紋を起こす実験や水流をせき止める実験など、科博みたいな展示もあり。楽しいです。
レスター手稿の実物は鏡面文字で書かれています。さっぱり読めませんが、細かい字でびっしりです。図も精密です。
鏡面文字の筆跡表みたいなのがあって、それ見てたら昔古文書の授業で使ったかな文字表思い出しました。
月の満ち欠けの原理、地球の内部構造や地殻変動のこと、水の持つ力、雨が降る仕組み、などなど。
今では当たり前といわれることだけど、当時はかなり斬新なアイデアだったんだろうなぁ。
これを一人で考え、実験し、検証していったということに感動しました。ホント天才だったんだなぁ。
見に行ってよかったです。ただ、実物展示の方法がちょっとイマイチ。
現物保護のため暗くしているのは理解できるけど、順番に電気がつくのはいただけません。
電気つくまでその前で待ってる人いるし、渋滞の原因です。一人だけ見るならあれもありだけどね。
あと下においていある鏡が見にくい。鏡面文字のものを正常に見せるために置いてるんだろうが、
映ってるものがまったく見えません。側面に置いてくれたほうがうれしかった気がします。
実物展示の後にも展示あったんだけど、ここまで見て時間切れ。なくなく会場後にしました。
映像展示とかかなり面白そうだったんだけどなぁ。残念。
