ライオンキング@四季劇場・春

始まった当初から見たいと思っていた『ライオンキング』をやっと見てきました。
今年で8年目なんだそうで。見るまで長い道のりだったわ(笑)
原作はディズニーアニメの『ライオンキング』。
友達からは「原作に忠実だよ」と聞いていたので、どんなになってるんだろ?って
思ってたんだけど、なんかすごかったです。
シンバ誕生のシーンは不思議な言語の歌から始まります。
いろんな動物が客席を通って舞台へと上がっていきます。
いきなりゾウが横歩いててびっくりしたりしました。
1幕はスカーの陰謀とムファサの死、新天地でのシンバのところまで。
子役のシンバとナラがすばらしかったです。
ムファサが死んでしまったところ、メスライオンがムファサを取り囲んで泣くんだけど、
涙の出し方がおかしくて、悲しいシーンなのに場内から笑いが(^^ゞ
だって、目のところから白い布引っ張り出すんだよ。なんかコントみたいなんだもん。笑っちゃうよね。
2幕のオープニング、いきなり衣装がカラフルでした。
1幕であまり色を感じなかったのでちょっとびっくり。
そこから色がなくなって行くのはスカーの殺伐とした統治を表してるのかしら?
シンバの友人ティモン&プンバァの掛け合い、最高です。おもしろい。
あまりアドリブとかないのかな?と思ってたけど、そうでもないみたいでした。
ラフィキもおかしかったなぁ。プチフライングでの登場シーンとか存在が有頂天ホテル伊藤四郎みたい。
この3匹とハイエナトリオの動きはとにかくコミカルでおもしろかった。
ラフィキに会う前のシンバの台詞回しがやたら優柔不断ぽくて気になってたんだけど、
そのせいかスカーに対峙したときのキッパリ感が強く感じられたりして。演出効果ってことかしら?
影絵をうまく使ったり、上からの布に対するライティングだったり、光と影の演出がとてもステキでした。