世界遺産散策
観光1日目の今日はアルベロベッロ散策→マテーラ散策→宿泊地ナポリ。
アルベロベッロのトゥルリとマテーラのサッシは両方とも世界遺産。
アルベロベッロ
「トゥルリ」と呼ばれる円錐形の屋根で有名な街。白い屋根とスレートストーンの屋根がすっごくかわいらしい。
むかーし領地内の戸数に応じて国王が税金徴収してた時代に、強欲地主が税金払いたくなくて国王の査察官が来たときにすぐ壊せるようにスレートで家を作られた名残なんだとか。悪徳地主がいなくなって、屋根はスレートのまま、壁は漆喰で固めたので白いのだそうです。屋根に思い思いの絵が書かれていたり、てっぺんの飾りがみんな違ったり。
青い空に白い壁が映えて写真とるのが楽しかったです。
メインの通りをはさんで2つの地区に分かれているんだけど、時間なくて片側だけしか見られなかった。。。残念。
マテーラ
こっちは「サッシ」と呼ばれる洞窟住居の街。「サッシ」はこの地区の地盤は柔らかく削りやすい凝灰岩からできていて、それを利用して岩を掘った住居。宗教戦争に敗れたなんとか教の人が岩窟教会を作ったのが最初なんだって。
マテーラについてトイレ休憩に入ったジェラート屋さんでイタリアでの初ジェラート。このジェラート屋さんすごいの。ケース内のフルーツのデコレーションのおかげで目移りしまくり。暑さにやられてたので、レモンをチョイス。おいしかったー(^-^)
その後街中散策。最初に作られた教会ではないけど洞窟教会の中では有名だというサンタ・マリア・デ・イドリス教会の内部を見学。外は刺すような日差しでものすごーく暑いのに中はひんやり涼やか。
街並み見物しながら次に入ったのはヴィゴ・ソリタリオの洞窟住居。洞窟住居は今ほとんど人がすんでないんだけど、ここだけ昔の生活環境を再現している博物館みたいなところ。日本語の解説を流してくれました。住居内は2室。1室は家畜用、1室が人間用だけど、片隅に馬のための場所が。。。そしてベッドの下には鶏。生存率50%くらいなのに平均6人の子供がいるのがフツウ。つまり最低8人家族?がこの狭い1室で生活していたということか。なかなか壮絶。たんすの引き出しも夜は子供用ベッドとして使用したとか。
キッチンはシステムキッチンちっくで使いやすそうだったけど、かなり厳しい生活してたのね、っていう感じでしたわ。
今日のランチ
- ストラッシナーティパスタのトマトソース
- 仔牛のロースト
- メロン&すいか
ストラッシナーティパスタはこの辺の地方名物の耳たぶ型パスタ。おいしかったよ。
そして、イタリアでもすいかって食べるのね。なんか不思議な感じがしたよ。